こうのすけの英語学習奮闘記

こうのすけが英語指導者になるべく英語学習に奮闘する日々を綴ります。

【リスニング】英語耳 〜発音ができるとリスニングができる〜

こんばんは。こうのすけです。

 

本日は、、、第3回目!参考書紹介!!

 

をしたいと思いいます。

 

記念すべき3回目です。3は僕にとってキリのいい数字なのです。

 

はい。では今回紹介するのはこちらです。

 

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「英語耳」

 

結構昔からある本ですね。

初版は2004年に書かれています。

 

松澤 喜好さんの書かれた本ですね。他にも単語耳とか色々だしてますね。

 

僕のブログで登場回数が多いので紹介したくなりました。

 

では行ってみよう。

 

 

英語耳ってどんな本?

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まずは本の内容の説明。

 

タイトルに英語耳と書かれている通り、

ネイティブのナチュラルスピードの会話をリラックスした状態でも聞き取れるようになることを最終目標としている本です。

 

「リラックスした状態で会話を聞き取る!?それって上級者向けなのでは!?」

 

っと思うかもしれませんが、そんなことはありません。

 

むしろ英語を勉強し始めた、英語学習初心者の方に読んでいただきたい。

そんな一冊なんです。

 

 

もちろんこの一冊だけで、英語を完璧に聞き取れるようになるかというと、

そういう訳ではありません。

 

ほかにも練習が必要です。

 

ただ、そのきっかけを与えてくれるとってもいい本なのだ!!!

きっかけは大事。

 

7章で構成されています。具体的には以下の通り。

 

1章 なぜ聞き取れないのか?

2章 発音バイエル 子音編

3章 発音バイエル 母音編

4章 発音バイエル R編

5章 発音バイエル 音声変化編

6章 生の英語を使った学習法“Parrot's Law"

7章 英文読書のすすめ

 

では、詳しくみていきましょう。

 

発音ができればリスニングができる

 

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この本のサブタイトルにもなっていますね。

「発音ができればリスニングができる」

 

これが本当に重要なことなんですよね、、、。

逆に言えば、発音ができない音は聞き取ることができません。

ほんとに。ほんとです。

 

だけどこの事実を知らずに、

とにかく聞き流すだけで良い!

っという考えが出回っているのは本当にヤバいって!

そんなんで聞こえるようになってたら、日本スゲーことになる。

 

 

僕もリスニングがあまり得意ではなくて、

英語学習を本気ではじめたころにこの大切さに気づきました。

 

なんで学校の先生はこれを教えてくれなかったんだ!!

 

 

 

っということで、この本の内容は7章で構成されていますが、

大部分は発音の仕方についての説明(2章〜5章)となっていて、

その一つ一つが丁寧に説明されているので、初心者でも取り組みやすい。

 

特に1章の

「なぜ聞き取れないのか?」

には、これからの英語学習の指針となる大切なことが書かれています。

 

必ず初めから読みましょう。

 

 

発音練習は、お早めに!

 

発音ができればリスニングができる。

まずは正しい発音を覚えよう。

ということで発音に関する練習を丁寧に学べる訳ですが、、、。

 

 

「とりあえず単語からやろう。」

とか。

「大学受験は読解が主だから、発音は後でいいや〜。」

 

なんて考えている方々!!

 

英語の本当の力を身につけたいと考えているなら、、、

 

発音は必ず最初に勉強しておくべきです。

 

この「英語耳」なら難しい単語も出てきませんし、文法知識がなくても取り組めてしまいます。

 

発音練習なしに、リスニングの勉強ばっかりしたって付け焼き刃な実力でしかなく、

テストや受験でも安定した点数は望めないでしょう。

 

変な発音で英語を読んだりすると、間違った発音が身について、さー大変。

 

一度身についてしまったものは直すのにも苦労します。

(まさに僕のことです。)

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音読も間違った発音でやっていては、全然意味がないです。

 

 

だからこそ最初に発音!

それが終われば、その後の勉強もスムーズに感じると思います。

 

 

学校では、この発音が軽視されがちですよね。

僕らは6年も授業で英語を習うのに、どうして喋れないのか。

ここに1つの原因があるのではないでしょうか。

 

教育は、将来に活かすことを前提にして行なっているはずです。

 

だから大学共通テストで、リスニングとリーディングの点数が半々になったんでしょうね。

 

ますます発音の重要性が増してきまたね!!

 

 

6章と7章は必読!

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僕がこの本の気に入っているところは、発音の解説もそうですが、

1番気に入っているのは、6章と7章の内容がすんばらしいところです!

 

発音練習は本に従って何度も何度も繰り返します。

(2章〜5章)

 

しかし著者も仰っているようにこの本だけでは、完璧にリスニングや発音ができるようになる訳ではありません。

 

基礎を積んだあとは、

いわゆる実践が大切です。

 

例えば多読、多聴とかですね。

 

この本は、英語の基礎となる発音をしっかり教えてくれます。

でも基礎を教え終わったからといって

 

「じゃ、あとは実戦頑張ってね。ばいばーい。」

 

なんて、見放すようなことは、、、

しません!!!!

ここが1番オススメできるところ!

 

 

正直、

実践しなさい!

多読や多聴をたくさんしなさい!

って言われても、何からやればいいかわかんないですよね。

 

この「英語耳」では、発音のレクチャーだけでなく、

今後どのように勉強していけばいいかを

凄く具体的に教えてくれるんです!!!

 

 

英語学習の仕方に悩んでいる方や、

 

英語学習が初めてでこれからどうすればいいのかわからない方は

 

この著者の言う通りに実践してみるのをオススメします!

 

レベルに分けて、多読のおすすめの本を紹介してくれているし、

洋楽を使った聞き取り、発音練習の仕方も丁寧に教えてくれます!!

 

この章だけでも読む価値ありです。

 

英語は結局、多読、多聴をしないと大きな成長は無い。

と僕は考えています。

 

その考えもあって、

多読、多聴を無理なく実践できる方法が紹介されている6章、7章が僕のお気に入りなんです。

 

絶対に読んでほしい!!

 

 

 

こんな人におすすめ

 

本当にオススメしたいのは、

英語学習に火がついた社会人や大学生の方ですね。

そして英語初心者の方。

発音練習を本格的にやったことがない!って方なら特に。

 

そして6章、7章も必ず読んで参考にしてほしいです。

 

 

 

本当は高校生にも読んでほしいです。

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長い目で見れば凄くいい本だし。

でも点数にすぐには直結しないので、余裕がなければできないかも。

というか、続かないかも。

 

なので、YouTubeとかで発音については学んでおいて、

普段の学習から発音に気をつけるのがいいかもしれませんね。

単語を覚えるにもCDを聴きながらの方がいいでしょう。

 

本来、発音は英語の授業でやってもらいたいところ。

本格的に発音をしつこく指摘してくれる先生に僕は出会ったことがない。

(指摘できない指導者にはなりたくない。)

 

でも6章、7章はどうしても読んでほしい。笑

高校生にとっても良いことが書いてありますから。

 

 

とにかく英語学習者のみなさん。

6章、7章だけでも読みましょう!!!!!

(めちゃくちゃ推す。)

 

 

まとめ

 

この本は、リスニングをできるようになるには、発音矯正がものすごく大事だよ〜。

ってことを教えてくれる良書です。

 

先ほどから推すように、英語の勉強の核となる(核となるべき)多読、多聴の仕方を丁寧に教えてくれる点が

特に素晴らしい。

 

ぼくも発音をよくするという目的で買いましたが、

6章、7章の内容にかなり感動しました。

 

いまはそのやり方に従って、洋書を読んだり洋楽を聞いたりしています。

無理なく続けられそう。英語の力を伸ばすぞ〜。

 

英語の勉強に悩んでいる皆さんも、発音を良くしたいみなさんも

是非読んでみてください!

 

〜「英語耳」〜

分かり易さ ★★★★☆(発音の際の舌の様子は少し分かりにくい。)

コスパ ★★★☆☆ 

レイアウト ★★★★★(特に見づらいと感じませんでした。

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